成績上位、スポーツ万能な彼との出会い |
| 今日は僕と彼の出会いについて書いていきたい。彼と出会ったのは小学校の六年位だった。彼はいつも心から夢を追いかけていた。 彼は僕とは違って成績も常に学年上位。スポーツ万能で常に皆んなの人気ものだった。 彼はいつも優しく僕のような引きこもりにも関係なくはないしかけてくれた。家が近いこともあって仲良くなっていた。 彼は僕のヒーローだった。ヒーローと仲良く出来るだけでうれしかった。中学に入っても友情は続いた。 彼は野球が得意で僕のコーチでもあった。野球が下手くそな僕は彼をいつも真似ていた。毎晩彼と夜は素振りをした。 テスト前には一緒に勉強した。彼と出会ってなかったら、僕は中卒だったかもしれない。 しかし、別々の高校に進学するといつからか疎遠になっていった。彼は地元の名門野球部にで忙しく僕は僕でバイトばかりしていた。 そして、彼は一流大学に進み僕は僕で六流大学に滑り込んだ。これからお互い華やかな大学生活が待ってるはずだった。 しかし、大学に入ってからほどなくして信じられない噂を耳にする。彼が心の病にかかったらしい。同級生を追いかけまわしているらしい。 そんな噂が聞こえてきた。僕は信じたくなかった。いや、真実を知るのが怖かった。しりたくなかった。 彼は別人になっていた。それは思いがけない再開だった。久しぶりに彼は家を訪ねてきた。 そして、妄想の様な話を延々と時間喋り倒していった。ほどなくして彼は入院した。話を聞けば、高校に入学して野球部に入った彼だったが 全国から野球推薦で入学してきた部員との実力の差は歴然だったらしい。 野球で小学校から誰にも負けたことがない彼の始めての挫折だった。仕方なくもう一つの得意分野の学業で成果を上げるはずだった。 しかし、学業でも彼はTOPクラスの学校の中でなかなか上に上がれなかった。彼は自分という人間の価値がTOPにいることでしか見つけられなかた。 それでも、彼は一流大学に受かった。最後のプライドだった。しかし、彼はまたも同じ事でつまづき完全に自分の殻に閉じこもった。 自信をなくした彼は人とのコミュニケーションが取れなくなっていた。そしてどんどん孤独になっていった。 孤独の闇から抜けられない。その殻を破るのは自分しかいないのだ。それを、落ちこぼれの僕は多くに出会いによって教えてもらえた。 彼は今もなお孤独から抜けだしていない。もう10年以上も・・・。 いつか、彼が孤独という殻から自分の足で立ち上がってくれることを願ってやまない。 |